適当観に賑わいを!/私とチエンさん

【?】タイトル

…【?】まちか…

若い鉱夫
あの…
機器修理の依頼を引き受けてくれた人ですよね!?

①あんたが依頼人?
②なんで私だってわかったの

若い鉱夫
いいえ、依頼人は僕の友人なんです。
でも、そんなこと言うってことは、やっぱり君が依頼を引き受けてくれた人なんですね。
僕、飲茶仙から出てきた人全員に片っ端から声を掛けてたんです。
失礼だって分かってたんですけど、どうしても機械を早く直したくて。

①詳しい状況を教えて
②特に注意することはある?

若い鉱夫
ありがとうございます。
これから依頼人のチエンさんの所へ行くんですが、これがかなり頑固な人で、完全に壊れてないなら、修理に出すべきじゃないと思ってるんです。
だから、この後チエンさんと話す時はどうか穏やかにお願いします。
頑固だなと思っても、できるだけ合わせてあげてください。
今は機械の修理が最優先ですから。
それから値段も低めに伝えてください。
やっとのことで修理するよう説得できたので…
実際の値段との差額は僕が出しますから安心してください。
詳しいことは着いてから話しましょう。
チエンさんは今、ラマニアンホロウにいるんです。
店員さんにホウキで追い払われないうちに、急いで行きましょう。

粗加工センターに入って、依頼人を探そう。

…粗加工センターへ向かおう…

若い鉱夫
チエンさん、連れてきたよ…
チエンさん?チエンさん!
どうして倒れてるんだ!?

①動かしちゃダメ
②私に診させて

若い鉱夫
あっ…
すみません、取り乱しました。
君って医術にも心得があるんですか?

①(状態を見てみよう)
②(体内の状態を探ってみよう)

若い鉱夫
あつっ…
なんて体温だ!
お願い、チエンさんは僕を育ててくれた人なんです。
どうかチエンさんを助けてください!
どうですか…?
大丈夫そうですか?
それとも街まで運んだほうが…?

どうやらミアズマに侵蝕されただけみたい。
体内のエーテルを調和すれば、起き上がれるかな。

…❓えーてる…

…❓ちえん…

チエンさん
俺は…
俺はいったい…
どうしたんだ?
さっきまでちゃんと働いてたのに、なんだって急に倒れちまったんだ?
ここんとこ春で雨が多いもんだから、体ん中に湿気が溜まっちまったのかもな。

①溜まってたのは湿気じゃないよ
②「エーテル」が溜まってたんだよ

チエンさん
お前…誰だ?
湿気が溜まってたとかそういうのは、この年になれば、自然と分かるようになるんだ。

若い鉱夫
チエンさん、この人が助けてくれたんだよ。
本当は機械の修理に来てくれたんだけど、チエンさんが倒れてるのを見て、助けてくれたんだ。
この人がいなかったら、あの世へ行っちゃってたかもしれない。

チエンさん
おい、やめないか。
そんな縁起でもないことを。
自分の体のことは自分が一番よく分かってる。
水じゃないなら熱だろ。
漢方茶を飲めば治る。
若いの、機械の修理に来たんなら、さっさと始めてくれ。
まあ、俺の機械に問題があるとは思わないがな。

①ちょっと見せて
②それじゃ私、作業を始めるね

リン
(機械っていうのは依頼人が着けてる腕時計型の装置のことだね。
計測器みたいだけど、たぶん周囲のエーテル濃度を測定するものだよね?)
(装置自体に大きな故障はないけど、中に結晶ができて針が動かなくなってる。
それで「中度」までしか表示されないんだけど、実際はこの辺のエーテル濃度、基準値を超えてるみたい)

大きな故障じゃないね。
中に溜まっているエーテルを調和すれば、正常に動くはず。

【?】タイトル

…【?】きかい…

…❓いらい…

チエンさん
分解してもないのにもう修理終わったのか?
おい、小僧。
お前、どっからこんなの連れて来た?

若い鉱夫
どうしてそんなに疑り深いんだよ。
その人はチェンさんの命の恩人だよ!

この2人にとって、口喧嘩は日常茶飯事のようだ。
しばらく言い合っていたかと思うと、依頼人は急に若い鉱夫に背を向けて、それ以上相手にしなくなった。


若い鉱夫
ごめんなさい、チエンさんっていつもこうなんです。
ケチで、頑固で、四六時中お金を騙し取られるんじゃないかって、他人を疑いかかるんです。
病気になっても、漢方茶を飲んでお風呂に入れば治るって言うんですよ。
でも君も見たんですよね?
その結果がアレですから。

①それでも、大切な人なんだね
②2人はどういう関係なの?

若い鉱夫
うん…
そうですね。
僕にとってチエンさんは大切な存在なんです。
だって僕たちは同じ…
お互い苦労してきたんですから。
旧都が陥落した年、まだ小学生だった僕は逃げる途中、瓦礫に当たって足を折っちゃったんですよ。
それをチエンさんが助けてくれました。
その時僕は両親を亡くしたばかりで、何もかも終わりだって思っていました。
おんぶしてくれたチエンさんの背中で暴れて逃げようとしたけど、チエンさんは絶対に僕を下ろそうとしませんでした。
チエンさんも大きなケガをしていたから、僕を背負って逃げるのは無理だって言ったのに、侵蝕で目が見えづらくなってるから、僕がいなくなったら、逃げるのはもっと無理だって言ってくれて…
そうやって僕がチエンさんの目になって、チエンさんは僕の足になりました。
2人一緒じゃなかったら、あの恐ろしい地獄から逃げ出すことなんてできなかったと思います。

①チエンさんは命の恩人なんだね
②あんたはチエンさんの命の恩人ね

若い鉱夫
でも、後で分かったんですが、目のケガはうそで、演技だったんですよ。

①⋯⋯
②なに?

若い鉱夫
「ウソつき」で、頑固で、いっつも僕を子供扱いするんです。
今みたいに。
だから年取っても…
体調が悪かろうと、病院に行きたがらなくて。
病気でも見つかって、たくさんディニーが必要になったら、僕の生活まで危うくなるって心配してるんです。
全部ごまかして、いたって健康だってフリをするんですよ…
はぁ。
でも僕も同じくらい頑固なんです。
チエンさんが検査を嫌がっても、僕がなんとか別の方法を考えて、面倒を見てあげます。

①次は君がおんぶする番だね
②次はあんたが慰めてあげる番ね

若い鉱夫
はは、そうですね。
では、約束した報酬はこちらです。
今日はありがとうございました。
今度チエンさんを適当観に連れて行きますね。
いいくじを引けたら、あの頑固な考えも変わるのかもしれません。

《依頼完了》

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