ボンプちゃん、防衛軍に志願！・その四

最終試験の日がやってきた。
「セイトウボウエイ」と「チンモクハキン」はコソコソと何かの話をしてるみたい…
話しかけてみよう。

…「セイトウボウエイ」と「チンモクハキン」と話そう…

「セイトウボウエイ」

ンナ…
(前のことは、全部誤解でした…)

「チンモクハキン」
ンナ…
(い、いや…)

「セイトウボウエイ」

ンナンナ。
(なるほど、全部誤解だったんですね！
ならちゃんと説明すれば、みんなわかってくれると思いますよ！)

「チンモクハキン」
ンナ…
(い、いや…)

「セイトウボウエイ」

ンナンナ。
(気にすることないですよ！
あなたのせいじゃないんですから。)

「チンモクハキン」
ンナナ…
(い、いや…)

「セイトウボウエイ」

ンナ、ンナ！
(どうすればいいかわからない？
なら、凄腕ボンプマスターの助教先生に聞いてみましょう！)

星教官と話をしてると、防衛ボンプとズバットボンプが近寄ってきた。

「セイトウボウエイ」
ンナ！
(助教先生、ズバットボンプと話しましたよ。
やっぱり前回のあれは誤解だったみたいです。)
ンナンナ。
(ズバットボンプは言語モジュールが故障しているようで、会話中によく言葉に詰まります。
それで誤解を招いたわけなんです。)
ンナンナ。
(ずっと困っていたのですが、どうすればいいかわからず、せめてこれ以上誤解が増えないように、一匹狼を装ってやり過ごしてきたそうです。)

①なるほど、任せて！
②言語モジュールならすぐ直せるよ

「チンモクハキン」
ン…！ン！
(あり！…がとう！)

ズバットボンプの修理を終えると、他のボンプたちも次々と試験会場にやってきた。

「チンモクハキン」の言語モジュールを修理したら、他のボンプたちも続々と試験会場にやってきた。
星教官と話して、ついでにボンプたちが何を話しているのか見てみよう。

…星教官と話そう…

「チンモクハキン」
ンナンナンナンナンナナ！
(ごめんなさいごめんなさい！

昨日は言葉足らずでごめんなさい！
みんなとお友達になりたかったけど言語モジュールの不具合で誤解を招いちゃって…！)
ンナンナンナンナンナナ！

(みんなに挨拶とごめんなさいを言いたかっただけで戦いたかったわけじゃなくって、「戦いお疲れ様」って言おうとしてたんだけど…！
ま、まだお友達になってくれるかな？)

「リンキオウヘン」

ンナ！？
(ズバットボンプ、悪いボンプじゃなかったの！？)

「ゲームタツジン」

ンナ！ンナ！
(そうだったのか！
思い込みで決めつけてすまなかったな！)

星教官
ンナ、ンナ！
(私も教官として謝罪しなければ。
肝心なところに気付けなかったのだから…
昨日は君を悲しませてしまったな。)

「チンモクハキン」
ンナンナンナンナナ！

(気にしないで！

防衛ボンプがボクの不具合に気づいて助教先生が言語モジュールを直してくれたおかげでみんなとちゃんと話せるようになったしもう大丈夫今日の試験も頑張る！)

①その言語モジュール…
②ホントに直ってるかな？

星教官
ン、ンナ…
(こうして仲良くなってくれるのは、教官としても嬉しいものだ…
全員が心を一つにすれば、最後のラウンドも乗り越えられるだろう！)

①よし、試験を始めよ！
②もうちょっと準備させて

ボンプたちは準備万端、いつでも試験に挑める状態だね。

…ボンプたちを連れて、一緒に総合テストを受けよう…

＞≪1234≫

残された試験はあと2つしかない。
「セイトウボウエイ」は何か言いたいことがあるみたい、話を聞いてみよう。

…「セイトウボウエイ」と話してみよう…

「セイトウボウエイ」
ンナ！ンナ？
(ズバットボンプ、強いです！

彼が来てから、試験が一気に簡単になった気がします！)

①誤解を解いたら連携がよくなったね
②防衛ボンプが気づいてよかったね

「セイトウボウエイ」
ン、ンナ、ンナ。
(僕はただ、また誰かに誤解を抱きたくなくて…
僕にとっても、誤解される人にとっても、辛いことですから…)

①またって？
②誰かのことを誤解してたの？

「セイトウボウエイ」
ンナンナ…
(はい、僕が防衛軍に入ったばかりの頃、「シード」殿のことを誤解していて、怖がっていたんです。)
ンナンナンナ！

(「シード」殿のことをもっと知るようになって、やっとわかったんです。
時々変なことをするし、ボンプにはよくわからない話し方をすることもありますけど、本当はすっごくすっごくいい人だってことを！)
ンナ、ンナ。
(助教先生が来る前は、「シード」殿が毎日欠かさず指導してくださっていたんです。)

ンナ、ンナ。
(本当は僕を試験会場に送り届けるまでが任務で、戦闘指導なんて必要ないはずなのに、自分の休憩時間を使ってまで助けてくれて、本当に感謝しています！)

「リンキオウヘン」
ンナナ？
(「シード」殿の話？)
ン、ンナ…
(「シード」殿、最近は任務で忙しいから指揮が取れないって星教官が言ってたね…
ちょっと残念だよ…)
ンナ。
(ボクたちの成長を見せたかったのに。)

「ゲームタツジン」
ン！ンナナ！
(そうだな、今回の試験には、「シード」殿の特訓の効果も出ている！

考えてみると、前回の試験の時点でその手応えがあった。)
ンナ、ンナナ！

(恐ろしい敵の弱点を一瞬で見抜けたし、エーテリアスの遠距離攻撃だって素早く避けられるようになった。
これも全部「シード」殿が何度もお手本を見せながら、指導してくれたおかげだ。)

①ちゃんとお礼言わなきゃだね
②「シード」さまさまだね

「リンキオウヘン」
ンナンナ！
(でも一番は助教先生のおかげだよ！)
ンナナ！

(助教先生が戦術の組み合わせやエーテリアスへの対処法を丁寧に教えてくれなかったら、「シード」殿の教えをこんなに早く理解できなかったし、ここまでスムーズに合格できなかったと思う！)

星教官
ンナンナ！

(どちらの助教先生も優秀な人材だ。
君たちがこの厳しい軍の試験でこれだけの成果を出せたのも、お二人の丁寧な指導があってこそだ。
ボンプ一同、心より感謝申し上げたい。)
ン、ンナナ。
(「シード」殿の任務は今日中に終わるはずだと聞いた。
試験終了後に来てくれるかもしれない。
その時にみんなで感謝を伝えよう！)

①始めよう、最後の試験！
②もうちょっと準備させて

ボンプたちは準備万端、いつでも試験に挑める状態だね。

…ボンプたちを連れて、一緒に総合テストを受けよう…

＞≪56≫

無事に試験をクリアできた、今回も素晴らしい協力関係を築けた。
帰る前に、最後にもう一度星教官と話してみよう。

…星教官と話そう…

星教官
ン、ンナ。
(試験が終わったな、助教さん、お疲れ様。)
ンナ…
(「シード」殿が最後まで来なかったのは、少し残念だがね…)

①残念だね
②結局来なかったね

星教官
ンナ、ンナナ、ンナン。
(申し訳ないが、ここで失礼させてもらおう。
ボンプたちの試験スコアの提出と「軍用戦闘ボンプ資格」の申請手続きが待っているのでね。)

①後のことはお願いね
②私も帰らなきゃ

星教官とボンプたちを見送って間もなく、背後から聞き覚えのある声が突然聞こえてきた。

「ボンプ語を学んでみない？」
ボンプたちが立ち去った後、「シード」はそっと姿を現した。
私が正しい指揮方法を教えてくれたことへの感謝として、彼女はボンプ語を教えることにしたみたい…

「シード」

ンナンナ～！

①「シード」！？
②❓

リン
「シード」！？
任務はもう終わったの？

「シード」
防衛エリアに入ってきたエーテリアスなら、キレイさっぱり駆逐してやったよ～
うん、最後の爆発もキレイだったし、もうひと欠片だって残ってないはず。
あとは…えーっと…
報告書は置いとくとして、他は全部終わったかな？

①置いとくってことは…

②❓

リン
ってことは…
「シード」、任務の報告書も書いてないのに来てくれたの？

「シード」

大丈夫～、別にいいんだ。
報告書を書かなくたって、追加訓練を受ければチャラだからね～
僕、訓練は嫌いじゃないし。

①でも惜しかったなぁ…
②❓

リン
でも惜しかったなぁ…
みんながもうちょっとだけ残ってたら「シード」に会えたかも…
せっかく報告書も書かずに駆けつけてくれたのに。
みんな、この前「シード」が手伝ってくれたことに感謝しててね、直接お礼が言いたかったみたい。

「シード」
うん、知ってるよ。
見えたし、聞こえたから。

①見えたし…

②❓

リン
えっ？
もしかして、さっきまでその辺に隠れてた？

「シード」
ピンポーン！
今回のお礼は必要ないからね～
ケーキにケチャップをかけるくらい些細なことしかしてないし、感謝されるほどじゃないよ。
あの子たちが試験をパスできたのは、あの子たち自身の努力⋯

それと、君の助けがあってこそだから。
今度、僕一人で上手に指揮できたら、そのときはいっぱい感謝してもらおうかな〜

さーてプロキシ君、今の僕はこの前の僕とは違うよ。
君の録画をじっくり研究させてもらったから、ボンプへの正しい「教え方」はちゃんと学べたんだ。
自分の戦闘経験だけで教えるんじゃなくて、あの子たちの視点で考えないといけない…
それで…
あの子たちのやり方で、敵を一撃で倒してもらう！

①…それ本気？

②❓

リン
「シード」…
それ本気？

「シード」

もっちろん！

今の僕は、お花に水をあげるときくらい真剣だよ。
それにね、決めたこともあるんだ。
僕に色々教えてくれたお返しに、ボンプ語を伝授してあげようと思って。
僕はボンプ語ネイティブだからね。
ンナンナンンナ…
なんてことも、ホットブレードで金属を切るみたいにスラスラ言えちゃうんだ〜！
ちなみに今のボンプ語の意味は、赤バッテリー青バッテリー黄バッテリー！だよ！

①よくわかんないけど…

②❓

リン
ボ、ボンプ語にも早口言葉があるんだ…

「シード」

そうだよ〜
あ、もし僕になかなか会えなかったら、DMで毎日聞いてくれてもいいからね～
でも、朝6時から7時までは訓練、そのあと7時半までお花に水やりするんだ。

仕事がある日は前もって伝えておくから、忙しい時は遠慮してくれると助かるな～

①あれ？「シード」の表情…

②❓

リン
(「シード」の表情…
なんか期待してるような？

もしかして、わりと暇な時間を教えてくれてるのかな。)
了解！

じゃあ、時間があるときにしっかり教えてもらうからね！

「シード」

ンナンナ〜！

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星教官
ンナ、ンナ？ンナナ。
(助教さん、来てくれたのだな。
本試験の準備に入るのか？
模擬試験をこなしておけば、本番の成功率も上がるぞ。
いつでもいいから、やりたいときに声をかけてくれ。)

①やってみるよ
②他に用事があるの

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《依頼完了》