問題兵士の補習授業/問題兵士、ただいま到着！

スコット前哨基地で、ロボットに乗って離れようとする「シード」を、兵士のイーサンは止めようとしているみたい。
二人に何があったのか、見に行ってみよう。

…スコット前哨基地へ行って、イーサンに状況を聞こう…

「シード」
…これで出席はしたよね？
もう行くから、ばいばい〜

イーサン
ちょっと待ってください！

「シード」パイロット！
これからシミュレーションテストが…

「シード」
む～…
じゃあさ、僕をシミュレーションして、「シミュレーションの僕」に「シミュレーションテスト」を受けさせればいいじゃん。

イーサン
冗談はよしてください…
ただの記録係に早退を手伝わせるなんて、たとえロボットの「シード」とのツーショットを撮らせてくれたとしても、無理なものは無理です！

「シード」
うーん、じゃあセキたんに君の相手をしてもらおっかな〜

イーサン
セキたん、とは…？

「マーキュリー」
ン、ンナ。
(ボクは今回の訓練の連絡員、コードネーム「マーキュリー」だ。
セキたんではない。
隊長から「シード」のサボりを阻止するよう言われている、よって、ボクはセキたんではないのだ。)

イーサン
落ち着いてくれ、セキたん…
いや、「マーキュリー」連絡員。
モジュールが混乱しているぞ。
焦らなくていい。

「マーキュリー」
ンナ。
(別に焦っていない、何はともあれ、ボクはセキたんではないのだ。)

「シード」
おお～
兵士くん、セキたんの扱いが上手だね？
じゃあこの子は任せたから、そろそろ僕はもういいかなあ。
「超ヘビー級」の大会がもうすぐなんだ。
「シード」、行きま～す！

イーサン
ま、待ってください！

一体何の大会ですか…？

「シード」
黒雁街跡地で代々続いてるクレーンレースなんだ。
まさに「鉄と血のぶつかり合い」だよ～！

イーサン
とんでもないレースですね…
見識が狭かったようです。
ですが、それも早退の理由にはなりません。
少なくとも保護者⋯

いえ、隊長のサインが入った外出許可くらい出していただかないと。

「シード」
保護者ならここに「ビッグ・シード」がいるもん。
でも今はお話しできないから、こういう時は…
あっそうだ、六分街のビデオ屋にね～
何でもできる人がいるから、その人に頼みなよ。
じゃあバイビ～

引き留めるイーサンに目もくれず、少女はキックボードに乗り、あっという間に前哨基地から姿を消した…

イーサン
まずい、また逃げられてしまった…
はぁ、「例の方」がいれば、きっと良い方法を思いつくんだろうな…
あぁ！

ちょうどいいところに！
近くにいてよかった！

「例の独立調査員」さん！

①私の名前、そろそろ覚えてよ
②私に何か用なの？

イーサン
さっきの会話、聞こえていただろう？
簡単に言うと、オボルス小隊のメンバーが模擬訓練に参加するんだが、俺がそのデータを記録し、定期審査に回すことになっている。
しかし「シード」パイロットだけ欠席が多くて…
さっきもまたどこかに行ってしまった…

「マーキュリー」
ンナ…ン。
(安心してくれ…
解決できない問題が起きたら、ボクはいつもすぐ報告するようにしている、隊長にな。)

言葉が終わるや否や、重厚なロボットが後ろに着地し、その中から軽やかな身のこなしの少女が現れた。
そして、彼女と一緒にいたのは…

オルペウス
申し訳ありません！
来る途中「マーキュリー」から報告を受けたので、「シード」を捕まえてきたのですが…
間に合った…でありますか？

「鬼火」
「シード」、しっかり反省しろ。

「シード」
ンナンナ、ンナナ〜

オルペウス
…えーと、「申し訳ありません、二度と致しません」…で合ってるでありますか？

「シード」
違うけど～⋯

そういうことにしといてくれてもいいよ〜

「鬼火」
フン、ボンプ語で誤魔化せると思うな…
とにかく、我が小隊の問題兵が迷惑をかけてすまなかった。
残りの訓練は、オルペウスが「シード」に同行する。

イーサン
助かります！
ただ、すでに随分と時間を取られてしまっております、僕は他の小隊のデータも記録しなければならないので…
あっ、そうだ…
独立調査員さん！
これはホロウ内の高危険度個体をターゲットとした模擬訓練の装置だ。
記録対象の能力に合わせて、敵の撃退を目標とした個別コースがあらかじめ設定されている。
調査員さん、しばらくの間でいいから、俺の代わりに彼女たちのデータを記録してくれないだろうか？

①私に任せて！

イーサン
ありがとう！
それと、「マーキュリー」連絡員もついている、必要な情報は教えてくれるから、安心してくれ。
では、よろしく頼んだ！

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②まだやることがあるの…

イーサン
なら仕方ない…
もし気が変わったら、いつでも声を掛けてくれ。

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イーサン
調査員さん、模擬訓練をサポートして、「鬼火」隊長と一緒に「シード」のデータを集める例の任務、やってくれるか？

①私に任せて！

イーサン
ありがとう！
それと、「マーキュリー」連絡員もついている、必要な情報は教えてくれるから、安心してくれ。
では、よろしく頼んだ！

-------------------------

②もう少し考えてみる

イーサン
なら仕方ない…
もし気が変わったら、いつでも声を掛けてくれ。

-------------------------

イーサンの依頼を受けて、スコット前哨基地でオボルス小隊と一緒に「シード」の訓練を手伝おう。

…オボルス小隊の特別訓練を手伝おう…

「マーキュリー」

「強化武装」を1つ獲得したぞ！

ここで確認してくれ
「武装強化」で戦力を高めることができるぞ。
ここを押して選んでくれ
「装備」を押せば選択完了だ！

今日のお手伝いを無事に完了できた。
責任感のある協力者として、彼女たちの状況や感想を聞いてみよう。

…「シード」と話そう…

「鬼火」
しばらく休んでいいぞ、「シード」。
ところでお前…
訓練の後、補給品分配リストに何を書いてたんだ？

「シード」
僕とオルペウスしか載ってなかったからね、みんなの分も記入したんだ〜

オルペウス
どれどれ…
「『シード』と『ビッグ・シード』、オルペウスと『鬼火』隊長、『マーキュリー』とセキたん」…
「ビデオ屋の店長君と、店長君にそっくりなもう1人の店長君、イアスとイアスにそっくりなイアスじゃないイアス」…

①大所帯だね
②マトリョシカみたいだね

「鬼火」
もういい、それ以上茶番に付き合ってやるな。

オルペウス
…ですが隊長、「シード」は間違っていないのであります！
たとえ実際に使用できないとしても、自分たちの隊長として、補給品が支給されるのは当然であります。
それは隊長の存在証明でもありますから！
えっと…
そう…で、ありますよね？

「鬼火」

……
…まったく、好きにしろ。
私はスリープモードに入る。
後のことは、「独立調査員」君が決めてくれ！

リン
安心して！

かさましっぽい名前もあるけど、オボルス小隊の全員に補給品が支給されるようにするからね！

「シード」
ンナンナ〜

じゃあ追加で書けるね～
「11号」と「トリガー」と、それに「ライター」、「レコーダー」〜

オルペウス

あの、質問であります。
「ライター」は、一応隊長である可能性があるとして、「レコーダー」というのは…？

＞「レコーダー」というのは…？

「シード」
ほら、聞こえた？
レコーダーがちゃんといるよ！

ンナンナ！

リン
(まったく…
ちょっと油断したらこれだもん！)

＞≪特別訓練、続行！≫