スポットライトアリーナ/「文芸派」、台頭の時

VRチャレンジが終わったし、約束通りローウェンと合流しよう。

…ローウェンの様子を見に行こう…

ローウェン
ンナンナ～
(究極の「イメチェン」は、ボクのありのままを理解してくれる人を見つけることだったんですね～！)

ローウェン
ンナ、ンナ！
(あっ、親切な方！)

①イベントは大体終えてきたし…
②今から詳しく話そっか？

ローウェン
ンナ、ンナ…
(優しくて根気強い方…
ボクのことを気にかけてくれてありがとうございます…
そしてボクのためにわざわざそんな…
激しい戦闘体験までしてくれて…)
ンナナン…
(でも今は、そ、その必要がなくなったのかもしれません…
状況が少し変わりました、今のボクは…)
ンナ…
(もう、フルーティーのせいなんですからぁ…
その気持ちを教えようとするから、こんなことになっちゃって…)

ローウェンは幸せそうにはにかみ、頬っぺに赤みが浮かび、瞳に光が灯っている…

フルーティー
ンナンナ…
(本音を言っただけさ。
オフ会の時、アナタはいつも隅っこで本を読んだり、花を見つめてボーッとしたりする…)
ンナ！
(武闘派の経験は確かに輝かしいが、けたたましい戦闘を経験すると、アナタの持つ柔らかい心、芯の強さが霞んでしまう。)
ンナ…ンナ…
(ああローウェン、唯一無二で特別なローウェン…
アナタは夜の月明かりのように、静かで穏やか…)

ローウェン
ンナナ…ンナンナ！

(そ、そういうわけで…
昨日ニューススタンドでフルーティーにばったり会って、思い切って声をかけてみたら、実は前からずっと気にかけてくれてたみたいです！)
ンナ…
(ただ、今までのボクは…
俯いてばっかだったから、フルーティーの視線には気づいたことがなくて…)

①あんたたち…
②ハッピーエンドみたいだね…

ローウェン
ンナンナ。
(ボクたちは詩や星空の話をたくさんして、一緒に行きたい場所もいっぱいできて…

フルーティーのおかげで、「文芸派」でも得られる幸せがたくさんあるって知りました。)

ンナンナ。
(今度のオフ会は、一緒に参加するって約束もしました！)
ンナナ、ンナ！
(ですから、親切な方！
VRバトルとか、かっこいい戦いの話とかは、HIAセンターに置いていきましょう！)
ンナンナ…
(ボクの世界には、今はホロウやエーテリアスよりずっと大切なものがあるんですから！)

フルーティー
ンナ…
(ローウェン…)

ローウェン
ンナ…
(フルーティー…)

①(依頼もここで終わりかな…)
②(もう邪魔しないでおこっと)

幸せなピンク色に包まれているかのように、2匹のボンプが寄り添いあっている…

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2匹のボンプの目には、お互いのことしか映っていないみたい…

邪魔しないでおこっか。

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《依頼完了》