飛び切りモンタージュ/シルバーソルジャー・その三

エンゾウおじさんから得た手がかりを頼りに、あの日の関係者を探そう。

エンゾウおじさんから得た手がかりを頼りに、アンビーはその日の関係者を見つけた。
彼女の予想通り、見慣れた顔だった――

エレンを見つけて彼女と話そう。

…エレンと話そう…

エレン

あー…
あんたね。

エレン
あんた…
邪兎屋のアンビー、でしょ。

アンビー

そうよ。

私と同じ格好の人、あなたなら見てたはずだってエンゾウおじさんが。

エレン

見た見た。
こんな可愛い服、忘れるわけないって。

アンビー
その人について知りたいの。
どんなことでもいい。

エレン
ガッカリさせたらゴメンだけど…
あたしが覚えてるの、この服だけだし。
あの日、「TURBO」を出てすぐ友達のメッセージに返事してたらその人もういなくなっちゃってた。

アンビー

……

エレン
でも、店でブツブツ言ってた「シルバーの復活」…
だっけ？
インターノットにスレがあったよ。

アンビー
インターノットに——！？

エレン
そ。
調べてみたら。
…ふわぁ…

アンビー
ありがとう…
エレン、本当に感謝してる。
約束通り、手伝わせて。

エレン
ほんと？
ぜんぜん役に立った気、してないけど…
これで代わりに戦ってもらうのもな…

アンビー
あなたはもう十分助けてくれた。
だから、私も助けられたら……
グゥー…………

エレン
え…
あんたのお腹の音？

アンビー
ええ、お腹がすいてるの。

エレン
…はぁ。
じゃ、あたしが何かおごるよ。
なにたべ――

アンビー
ハンバーガー。
ありがとう。

エレン
わ、食い気味…

…エレンと一緒に雑貨店に行こう…

エレン
ハンバーガー、か…
リナならゼッタイ作んないな…
エレガントじゃないから？とか、そんな感じで

アンビー
ハンバーガーは完璧な食べ物よ、エレガント…
でもあると思う

エレン
そ。
じゃ二人でバトってみたら？
でもごめん、あたしはリナに肩入れするけど

エレン
ハンバーガー1個で足りる？

アンビー
ええ、十分よ。
ありがとう、エレン。
次の戦闘について聞かせて。

エレン
ちょいめんどーかもよ。
ま、リンがあんたなら問題ないって言ってたけど…
一応、あんま詮索してくる人いないと思うけど…
もし聞かれたらヴィクトリア家政のメイドって言っといて。
OK？

アンビー
分かったわ。
私はメイド。

エレン
で、メイド服は？て聞かれたら…
それが最新のメイド服って言えばいいから。

JKにはこれが流行りってことにしとけばまあなんとかなるでしょ…

アンビー
覚えたわ。
いい知らせを待ってて。
メイド、出撃。

エレンが提供した情報に対するお礼として、アンビーは彼女の戦闘依頼に手伝うこととなった…
すべての手がかりが、インターノットの謎のスレッドを示している。
アンビーはそれらを辿り、関係者を見つけ出して、「シルバーの復活」を阻止するようだ。

《依頼完了》