サメ少女エレンの悩み/気持ちだけで充分
エレン
うーん…
何贈ればいいか、やっぱ分かんない。
頭痛い…
うーん…
何贈ればいいか、やっぱ分かんない。
頭痛い…
アストラ
そうなの?
頭を撫でてあげるわ~
でも、プレゼントを贈るってそういうことなのよ。
相手の好みを考えて、かつオリジナリティのある特別な物って難しいのよね。
そうだわ、ちょっとアドバイスをあげる。
エレンがプレゼントを贈りたいのって、どんな人かしら?
エレン
ホロウ関係の仕事してる。
でも――
あまり外に出ないし、技術系のことが得意。
アストラ
あら?
エレンはそういう人が好きなのね~
エレン
別に好きじゃないよ!
まぁ…
嫌いじゃないけどさ…
別に好きじゃないよ!
まぁ…
嫌いじゃないけどさ…
アストラ
うんうん、分かるわ!
私も最近、似たような人に会ったの。
今度、彼女にもプレゼントを準備しようっと!
それじゃあ、プレゼントは晶格花を探しながら、考えましょ。
エレン
うん。
うん。
…全ての敵を撃破する…
アストラ
うん、順調だわ!
これくらいあれば、十分ね。
うん、順調だわ!
これくらいあれば、十分ね。
早い…
アストラ
あっ、そうだわ。
エレンのためのアイデア、まだいいのが思いついてない!
エレン
さっき考えたんだけどさ、やっぱりいいよ。
アストラ
え?
そんなのダメ――
エレン
あたし、やっぱりこれは自分で考えないとダメだって思ったんだ。
あんたが自分でホロウに入って仲間のために一つずつ晶格花を集めるみたいにさ。
あたしも仲間のために時間かけたり、悩んだりしてみる。
そしたら、そのプレゼントは世界に1つのものになるでしょ。
アストラ
そういうことね、分かったわ。
エレンは自分で考えたいのね!
そういうことね、分かったわ。
エレンは自分で考えたいのね!
エレン
自分でやらないと、「あたしたち」って感じのものはできないと思ったんだ。
ちょっと面倒くさいけど…
アストラ
フフッ、相手がプレゼントを開けた時の表情を見たら、考えたかいがあったって思うものよ!
エレン
じゃあ、帰ってまた一晩、探してみる。
アストラ
頑張って!
エレンのが完成したら、写真を送ってね~
エレン
うん、分かった。
>≪香りが告げる≫
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