デジタル戦場の騒乱・その一

見たことのないボンプが店内でイアスと話している。
彼らが何を話しているのか見に行こう…

…訪ねて来たボンプと会話しよう…

カチャコ

ンナンナ！
(ビデオ屋に着いた…)

イアス

ンナ？
(見ない顔だね？)

カチャコ
ンナ！
(ターゲット発見！)

＞見たことがないボンプだ

カチャコ
ンナ…
(VRの達人を発見…
接続中…同期中…
言語モジュールをロード中…)
ンナ！
(この視点は…
もしかして、成功？
これが、ボンプの視界…？
どうりでうちのボンプは探し物名人なわけね。
小さい手もかわい～…
動作はちょっともたつくけど、ダイエット知らずの体はいいわね…)

＞待って、あんたは

カチャコ
ンナンン！
(わあ――！
巨人！！！
えっ、VRの達人が若者だったなんて…
私もそんなに年は取ってないけど…？
…コホン)

ンナ…
(ええと…
ごめんね、今のは独り言。
きっと、きみはすごく困惑してるだろうけど…
驚かないで聞いてほしい。
…僕は、人間なんだ)

①えっと…

カチャコ

ンナ？
(思ったより驚かないね？
ボンプの中に人がいるって言ったのに…
あ、怪しい人ではないから安心して。
これは密かに開発中の、ボンプと感覚を共有する技術を使った、試作品なんだよ！)

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②なるほど？

カチャコ
ンナ！
(ふふん！
驚いたでしょ？
これは意識とボンプを同期させる最新技術なんだけど、こっそり試作品を使ってみたんだ！)

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①(H.D.Dそっくりの技術じゃん…)

②(いったい、何者なの？)

カチャコ
ンナ――

(ね、ぼーっとしないで！
とんでもない技術をまえに信じられなくなっちゃった？
詳しい仕組みは説明できないけど、ちゃんと目的があって、きみに会いに来たの！)

ンナ！
(手短に話すよ。
最近TOPS財政ユニオン投資の、対ホロウ6課の実戦データを基に開発された新しいVRマシンがあるんだ。
HIAで「デジタル戦場の騒乱」っていうクローズドテストをしていたんだけど、その機器に大きな問題があって…)

ンナ！
(消息筋いわく、ある知能構造体がVRに接続した後、意識が昏迷したまま目覚めなくなった…
それがTOPSは揉み消したんだ。
本当に卑怯な奴らだよ！
けど、僕は表立って声を上げられないし…)

ンナ…
(とにかく、HIAの記録からきみの戦闘データと作戦記録を見つけた。
きみがVRマニアのトッププレイヤーみたいだね！)
ンナ！
(あの知能構造体を目覚めさせるには、テスト中の「デジタル戦場の騒乱」に入る必要がある。
それが僕だとちょっと無理があるんだ…)

ンナ！
(それに、きみのビデオ屋で私が出演…
ゴホン…
僕の好きなスターが出演してる映画もあったから…
きっと、きみはいいひとだと思う！
助けてくれないかな？)

①(ついて行って確かめよう…)

②やってみよっかな？

カチャコと一緒にHIAセンターに向かった…

カチャコの紹介でライラのもとへ行き、「デジタル戦場の騒乱」のテストバージョンを体験して仮想戦場の敵を一掃しよう！

…「デジタル戦場の騒乱」を始めよう…

カチャコ
ンナ。
(僕の知ってる範囲の話をすると、その知能構造体はVRに接続したら、認知が混乱してしまってね…
彼女の意識はあちら側を現実の世界だと、思い込んでしまったんだ。)

ンナ。
(「デジタル戦場の騒乱」なんてエーテリアスやホロウレイダーのたまり場も同然でしょ？
あまりに恐ろしくて、隠れようとしたんじゃないかな。
そのせいで、彼女の意識はVRに閉じ込められて、出られなくなってしまったんだ)

ンナ…

(今できる最善の方法といったら…
彼女の意識がある世界で、できるだけ多くの敵を倒して「危険は去った」と認識してもらうこと。
そしたら、彼女は自力で出てこられるはず…)

＞それならうまくいきそうだね…

カチャコ

ンナ…
(ライラの受付から「デジタル戦場の騒乱」にアクセスして、知能構造体のテストアカウントでログインしたらいいよ！)

ライラ

こんにちは。
あなたのご登録されたアカウントは「Ariaは悪夢を見ない」ですね。
「デジタル戦場の騒乱」テストバージョンには、さまざまな戦闘シナリオが含まれており、異なる仲間を選択することで、異なる戦力ボーナスを得られます。

どうぞプレイをお楽しみください。

カチャコ
ンナ！
(お願い！
できるだけ多くの敵を倒せば、知能構造体を助けられるはずだよ！)

「防護・連合」に挑みデジタル戦場の敵を一掃して、知能構造体の意識を安定させよう！

…「防護・連合」に挑戦しよう…

カチャコ
ンナ！
(もうやり終わっちゃったの？
さっすが〜

僕がこっそりHIAプレイヤーの記録を読み漁って見つけたVRの達人だね！)

①こっそり…？

②勝手にプレイヤー情報を見たの？

カチャコ
ンナ！
(えっと…
とにかく…
そうなんだよ！
僕だって他にやりようなかったんだ！
あの知能構造体の具合がよくないってわかって、放っておけるわけないじゃない…)

ンナ！
(良いニュースと良いニュースがあるけど、どっちを先に聞きたい？)

①まさか全部良い知らせなの？
②早く教えて！

カチャコ
ンナ！
(通知を受け取ったんだけど、きみがデジタル戦場の敵を排除する間に、知能構造体の意識に回復の兆しが現れたんだ！)

ンナ～

(次のニュース。
このVRクローズドテストは、プレイヤーに段階的な報酬が設定されてるみたい！
だから、手に入った報酬はぜ〜んぶきみのものだよ！
受け取って！)

＞なんだかすごく誇らしげだね？

カチャコ
ンナ…
(だって、TOPSの連中を出し抜いて、きみのようなVRの達人を見つけられたんだもの！
こんなスゴイことをしたことを、きみ以外誰も知らなくて&＊＠)
ンナ…
(＠＃！
…同期が切断されました…
メッセージを転送中――)
ンナ！
(これからもデジタルな敵のお掃除を任せたからね！)

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ライラ

ホロウ調査協会キャリアセンターへようこそ。
TOPS財政ユニオンが投資して開発した新しいVRゲーム「デジタル戦場の騒乱」のテスト版に参加しますか？
それとも、引き続き「エキスパート挑戦」を体験しますか？

①「デジタル戦場の騒乱」を体験したい

②「エキスパート挑戦」をプレイする

③ありがとう。また後で

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＞≪デジタル戦場の騒乱・その二≫