レコード針が落ち、銃声が響く

ルーシーが「チートピア」を訪れた。
「カリュドーンの子」のお嬢様が、ダイナーにどんな考えを持っているのか聞いてみよう…

…「チートピア」を訪ねて来たルーシーと話をしよう…

ルーシー
ちょっと、プロキシさん?
音楽がかかってませんでしてよ。
私のBGMは?

「レコード針が落ち、銃声が響く」
(自称)ルームコーディネートとダイナー経営に造詣が深いルーシーは、品が足りない…
もとい、BGMが足りないと主張する。
消費者主義、マーケティング手法、カウボーイ・コンプレックスなどのテーマを織り交ぜた演説の後、ルーシーは「チートピアの騎士」――
つまり私の協力のもと、ホロウに向かい、レトロなレコードプレイヤーを回収したいと告げるのだった。

陽光の下、穏やかな午後。
荒野の中の小さな町に、崖の上のダイナー。
まるで荒地に流れる瀟洒なジャズのよう。
しかし、そんな曲がかかる前に聞こえてきたのは…

ルーシー
ちょっと、プロキシさん?
音楽がかかってませんでしてよ。
私の BGMはどうしちゃいましたの?

①ここはショップじゃないから
②BGM?

リン
BGM?
映画で誰かが出てきたり、重要なシーンとかで流れてくるお約束のアレ?

ルーシー
はー、ブッブーですわ。
まるでわかってらっしゃらないんですのね、プロキシさん。
シーザーはオーナーとして無責任すぎますわ。
ダイナーをあなたに任せきりにして、ほったらかしなんて!
代わりに私がダイナーとパーティーについて心を砕いてさしあげますわ。
せいぜい光栄に思うんですのね!
さあ、ひよっこのプロキシさん。
この私がテストしてさしあげますから心しなさいですわ。
コホン…
ダイナーを経営するうえで、最も重要な原則とは何です?

①料理がおいしいこと!

リン
もっちろん、魅力的な料理!
郊外風味のスパイスと、その日のうちに届いた新エリー都の新鮮な食材が「チートピア」オリジナルのレシピで調理されるんだよ。
想像するだけでよだれが出てきちゃうね!

-------------------------

②サービスが行き届いていることかな

リン
行き届いたサービスは外せないね!
オオオ元元テオボンプのシェフ手作りの郊外グルメでしょ、人間味あふれる接客、それから美少女店長自ら考案した経営方針…
これが「チートピア」成功の秘訣だね!

-------------------------

ルーシー
ずいぶんと自信満々ですわね、プロキシさん。
シーザーも、おバカで可愛らしいアイディアにかぎって自信満々に持ってきたりしますわ。
ですが、今こそ厳しい教訓を与える時ですわね…
郊外の飲食業で最も重要な原則、それは「唯一無二のムード」ですわ!
美味しい料理?
確かに、それも一理ありますわね。
ですが、ブレイズウッドのチーズピザと新エリー都のチーズバーガー…
この二者の違いがあなたにわかって?
行き届いたサービス?
郊外の粗暴な走り屋たちが、あなたの満面の営業スマイルにお金を払ってくれると?
ムード…
そう、ムードこそがお客様にとって他でもないあなたのダイナーでしか味わえない、情緒と感動なのですから。
たとえ風情を解さないハイウェイの騎手でも、心の奥底には幻想を抱いているはずですわ。
例えば崖っぷちのダイナーで、西部劇のBGMをバックに宿命のライバルと早撃ちに興じる、とか…
そういうものこそが、お客様にとって「チートピア」を選ぶ決め手足り得るのですわ!

①マーケティング手法みたい
②「消費主義の罠」だよね?

リン
それ知ってる。
消費主義の罠ってやつを利用して、お客さんから1ディニー残らず搾り取る…
そういうマーケティングの手法でしょ。

ルーシー
「チートピア」は「覇者」の直轄であり、あなたに分け与えられた領地ですわ。
あなたの「お城」といっても過言じゃありませんことよ!
お城を預かるものとしての気概を見せてほしいものですわね、プロキシさん!
お客様が、なぜ家族を家に置き去りにしてまであなたの「お城」で食事をすると思いまして?
他のもっと綺麗なダイナーを無視してまで、わざわざあなたの領地に足を踏み入れる理由は?

①ただのダイナーだよ!
②大げさすぎるってば!

リン
「チートピア」でご飯を食べるだけのことが、そんな重い罪を犯すような感じになっちゃうの…?

ルーシー
ムード!
とにかく、これは替えのきかないものですわ!
すべては、旧エリー都のレトロなレコード旅人から流れるカウボーイの決闘がごときBGMなしには成り立たなくてよ!
さあ、奮い立ちなさいですわ!
「チートピア」の領主にして、我が騎士よ!
私のレコードプレイヤーのために、いざ進め!
ですわ~!

(自称)ルームコーディネートとダイナー経営に造詣が深いルーシーは、品が足りない…
言い換えると、BGMが足りないと主張する。

消費者主義、マーケティング手法、カウボーイ・コンプレックスなどのテーマを織り交ぜた演説の後、ルーシーは「チートピアの騎士」――
つまり私の協力のもと、ホロウに向かい、レトロなレコードプレイヤーを回収したいと告げるのだった。

…ルーシーと一緒にホロウに向かって、アンティークのレコードプレーヤーを回収しよう…

依頼人:ルーシー
場所:郊外のホロウ
目標:ルーシーと一緒にホロウに向かって、アンティークのレコードプレーヤーを回収しよう

リン
ルーシーが来た!
ダイナーのBGMって…
ホントにそんなに重要かな?

ルーシー
レコードプレーヤーとレコード…
どちらもこの辺りにあったはずですわ…
どうしてプロキシさんはまだ来ていませんの?


ルーシー
プロキシさん、やっっっと来ましたわね!
「チートピア」のBGMについて、私にはもうアイディアがありましてよ!
私たちの目標は――
旧油田エリアの荒廃した雰囲気をとらえ、ブレイズウッドの情熱を表現し、カリュドーンの子の強さを現す…
そして、ダイナーのマネージャーの洗練されたセンスを感じさせる曲を探すことですわ!

①4曲探せってこと?
②要求が高すぎない?

ルーシー
とにかく、私には予感がありますの…
「天が選びし曲」のレコードが、ここからそう遠くないどこかに眠り、私たちの来訪を心待ちにしていると…
もちろん、それを奏でるにふさわしい旧エリー都の職人技で作られたビンテージもののレコードプレイヤーも、すぐに見つけられますわ。

①…本当に?
②宝くじを買うパイパーに頼られない?

ルーシー
無駄話は止めて、とっとと行きますわよ!

ルーシー
足元に注意して、私たちのレコードを踏むんじゃありませんわよっ!

Fairy
マスター、目標のレコードと思われる物体の位置を特定しました

>レコード

ルーシー
これは違うようですわね。
もっと探しましょうའ

リン
でも、まだ聴いてないのに…

ルーシー
コホン…
それなら一緒に持っていって、後ほど聴いてみましょう

リン
ルーシーは欲しいレコードが前から決まってたの?

ルーシー
そんなことありませんわ!
あれは…
そう!
溝の作りが粗くて却下ですわ!

Fairy
マスター、目標レコードと思われる物体の位置を再び特定しました

>レコード

ルーシー
これも…
私たちが求めるレコードじゃありませんわね

リン
ぷっ、「チートピア」のためだもんね~
もっと探してみよっか!
こんなに荒れ果てた場所に、3枚目のレコードが出てくるの?

ルーシー
…ええ、あったりまえですわ!
最も相応しいレコードを見つけるんですのよ!

リン
こんなに荒れ果てた場所に、3枚目のレコードが出てくるの?

ルーシー
運命の導きを信じるのみですわ!
正しいレコードはきっとこの先ですわよ!

Fairy
マスター、最後の目標レコードと思しき物体の位置を特定しました

>レコード

ルーシー
スタイル、テクニック、情感、そして演奏者…
どれをとってもこのレコードこそが――
私たち「チートピア」の専用にふさわしいですわ!

①どうしてそう思うの?
②聞いたこともない…

ルーシー
はぁ…
はいはい、分かりましたわ。
どうしても知りたいというのであれば…
これは、実はわたくしが10歳の時に弾いた『饗宴変奏曲』ですの。
郊外に来た時、うっかり持ってきてしまったレコードだったけれど、ちょうどあの猪へのプレゼントに…
いえ、彼女のピアノ練習のお手本になると思っただけですわ!

①プレゼントだったんだ
②ルーシーはシーザーに優しいんだね

ルーシー
…ただのお手本用と言いましてよ!!
ほら、さっさとレコードプレイヤーを手に入れますわよ!

ルーシー
レコードプレーヤーはあちらですわね。
行ってみましょう!

>レコードプレイヤー

室内芸術と飲食店経営に精通している(自称)ルーシーによると、このダイナーには格調――
つまりバックグラウンドミュージックが欠けているらしい。
ホロウの中でアンティークのレコードプレーヤーを手に入れることができた。
ブレイズウッドに戻ってルーシーと合流しよう。

…ブレイズウッドに戻ってルーシーと合流しよう…

ルーシー
はきはき動くんですのよ!

ヘルバ
ブヒ!

アルボル
ブヒ、ブヒッ!

ラテレム
ブヒ、ブヒ、ブヒッ!

ルーシー
ヘルバ、そっちの足を動かしなさい!

ヘルバ
ブヒ!

ルーシー
アルボル、あなたはこっちの足を!

アルボル
ブヒ、ブヒッ!

ルーシー
ラテレム、あなたが下になってバランスを保ちなさい!

ラテレム
ブヒ、ブヒ、ブヒッ!

ルーシー
お気をつけあそばせ。
もし地面に落としたり、あなたたちの歯形を見つけたら…

ヘルバ&アルボル&ラテレム
ブヒ!ブヒブヒブヒ!

①「ははあ、仰せのままに」って?
②ブヒ、ブヒ、ブヒッ!

ルーシー
お戻りですの?
ちょうどいいですわ。
このおバカさんたちがレコードプレーヤーを店内に搬入できるよう、手伝ってくださいますわね?

①かしこまった!
②ブヒ、ブヒ、ブヒッ!

ルーシー
お待ちなさい…
私の弾く曲は聴けたもんじゃない…
なんて陰口をぶっ叩いたら許しませんわ!
さもなくば、あなたをヘルバ、アルボル、ラテレムと同じように…

困難な仕事を終えた後は、カリュドーンの友たちのためにおいしい料理を出してあげよう。

…「メニューのカスタマイズ」を完了させて、ルーシーをもてなそう…


お客さんの笑顔は、ダイナーのオーナーにとって最高の報酬だ。
もちろん、お代は払ってもらうけど。

…ルーシーに、食事はどうだったか聞いてみよう…

ルーシー
なぜ私を見送りに来ないのかしら…

ヘルバ
ブヒ!

アルボル
ブヒ、ブヒッ!

ラテレム
ブヒ、ブヒ、ブヒッ!

ルーシー
私、まだ別の用事がありますの。
ダイナーは任せましたわよ、プロキシさん。
ちょっとお待ちなさい。
誰が出て行くときも、あなた自らお見送りですって?
舐められちゃ困りますわ。
一流ダイナーのオーナーたるもの、最も大切なお客様がいらした時だけ、手ずからお見送りするものですわ。
あなたが「カリュドーンの子」傘下の店主として持つべきプライドは、そういうものですのよ!

①仰せのままに、ルーシー様
②あんたは一番大事なお客さんだよ

ルーシー
ちっ…
ダイナー経営のおかげで、ずいぶんとお口がお上手になったようですわね?
さよなら、プロキシさん。
私の残した曲を気に入ってくださったら…
いいえ、必ず、気に入りなさい!

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