スイングドアから、カウボーイ登場
ライトさんが「チートピア」にやってきた。
チーズの理想郷の名に引き寄せられたに違いない…
チーズの理想郷の名に引き寄せられたに違いない…
…「チートピア」を訪ねに来たライトさんと話をしよう…
「スイングドアから、カウボーイ登場」
「チートピアには、ドアらしきものすらないんだな」と相変わらず手厳しいライトさんに、町長カーサの弟・自称「チートピア名誉顧問」のドリアンが反論した…
無事誤解が解けた後、ドリアンはドアの「仕入れプラン」――
ホロウへ入り、伝説の酒場のドアを拝借しようと提案した。
「カツン――」
靴の音を鳴らしながら、来訪者が「チートピア」の敷居を跨ぐ。
存在しないスイングドアの向こうから、カウボーイが颯爽と登場――
西部劇ではお決まりのシーンだ。
「チートピアには、ドアらしきものすらないんだな」と相変わらず手厳しいライトさんに、町長カーサの弟・自称「チートピア名誉顧問」のドリアンが反論した…
無事誤解が解けた後、ドリアンはドアの「仕入れプラン」――
ホロウへ入り、伝説の酒場のドアを拝借しようと提案した。
「カツン――」
靴の音を鳴らしながら、来訪者が「チートピア」の敷居を跨ぐ。
存在しないスイングドアの向こうから、カウボーイが颯爽と登場――
西部劇ではお決まりのシーンだ。
ライト
よう。
ノックのひとつでもした方がいいとは思ったんだが…
ドアらしきものがなかったんでな。
ここがダイナーってわけだな?
大将肝煎りの宴会場で、ブレイズウッドにおける新生覇者の私有財産――
伝説のプロキシ、「パエトーン」が自ら経営する秘密のアジト…なのか?
はっきり言うが…
ちと、しみったれちゃあいないか?
はっきり言うが…
ちと、しみったれちゃあいないか?
①これでも繁盛してるよ
②絶賛修繕中だよ
リン
ちょっと、そこまでひどくないでしょ。
ユートピアは一日にして成らず、チートピアだって同じなんだから。
私が引き継いだばかりのころに比べたら、これでもけっこう豪華になったよ!
ライト
あんたの言う「豪華」はだいぶ郊外寄りだな。
ずいぶんこっちに馴染んできたんじゃないか?
俺が来たのは、大将と管理人兼お嬢様たっての依頼さ。
何か手伝えることがないかとな。
ドリアン
だ、誰だ!?
ここをブレイズウッドのシマだって知ってて荒らしに来やがったのか?
あん?
ああ、お前か?
お前、なかなか…
なかなか骨がありそうだな。
ハハ…
ライト
…この村人Aはどちらさんだ?
ドリアン
誰が村人Aだよ!
よく聞け、俺はな…
ブレイズウッドの町長…の実の弟であり、新生覇者、「カリュドーンの子」…の物流社員で…!
ブレイズウッドの将来有望なるダイナー「チートピア」の…名誉顧問だ!
①立派な肩書だね
②トータルしても威張れるほどじゃないよね
リン
ドリアンっていうの。
こう言ってる通り、よくブレイズウッドをぶらぶらしてるよ。
ライト
なるほど、ようは「暇人」か。
実は俺も若い頃…
なるほど、ようは「暇人」か。
実は俺も若い頃…
ドリアン
ちょっ…
店長が言うのはともかく、なんでお前にまで言われなくちゃならないんだよ!
大体、その赤いマフラー…
ちょっ…
店長が言うのはともかく、なんでお前にまで言われなくちゃならないんだよ!
大体、その赤いマフラー…
それを巻いてればライトさんみたいになれると思ってんのか?
お前みたいな偽物には、本物のカリュドーンってやつを…!
お前みたいな偽物には、本物のカリュドーンってやつを…!
喧嘩がエスカレートする前に、ふたりに事情を説明しよう…
ドリアン
なんだ、本物のライトさんだったのかよ!
いや〜、さっきのは誤解だって。
実はダイナーのドアについては、前々から「仕入れプラン」を考えててさぁ!
郊外のホロウの奥深く、エーテリアスとモンスターで溢れかえる遠く険しい道のりの果て――
深い峡谷や危険な谷を抜け、茨や迷霧を超えた先に…
豪華で立派な古い酒場がある!
そこはホロウに呑み込まれる前は、郊外中の若者が集まる場所だったらしいぜ。
そこの扉を外してチートピアに持ってくれば、噂を聞きつけた客が集まってくると思わないか?
そこはホロウに呑み込まれる前は、郊外中の若者が集まる場所だったらしいぜ。
そこの扉を外してチートピアに持ってくれば、噂を聞きつけた客が集まってくると思わないか?
ライト
…つまり何か?
邪魔くさいエーテリアスをぶん殴りながら、エーテルまみれのホロウの奥に分け入って、古い酒場のオンボロドアを拝借してこい、と?
邪魔くさいエーテリアスをぶん殴りながら、エーテルまみれのホロウの奥に分け入って、古い酒場のオンボロドアを拝借してこい、と?
ドリアン
その通り!
さすがはライトさんだ、すぐに理解してくれたな!
その通り!
さすがはライトさんだ、すぐに理解してくれたな!
ライト
面白そうだ、一口乗った。
①どこが面白いの?
②そこまでする必要ってある?
リン
たかがドアひとつに、そんな面倒で危ない方法選ぶ必要なくない?
たかがドアひとつに、そんな面倒で危ない方法選ぶ必要なくない?
ライト
大将に言われたのさ。
「『全力』で『助け合え』」ってな。
どう報告したもんかと思ってたが…
ちょうどいい話がドアの向こうから転がってきたわけだ。
心配無用だ、プロキシ。
拳で解決できるかぎりは、大した問題じゃないからな。
心配無用だ、プロキシ。
拳で解決できるかぎりは、大した問題じゃないからな。
「チートピアには、ドアらしきものすらないんだな」ライトさんは相変わらず手厳しかったけど…
最終的に私たちは、最も「壮大な仕入れプラン」を採用することにした――
郊外のホロウの奥深く、エーテリアスとモンスターで溢れかえる遠く険しい道のりの果て――
深い峡谷や危険な谷を抜け、茨や迷霧を超えた先にある…
伝説の酒場のドア。
それを拝借するのが目的だ。
伝説の酒場のドア。
それを拝借するのが目的だ。
…ライトさんと一緒に「ドア仕入れ計画」を実行しよう…
依頼人:ライト
場所:郊外のホロウ
目標:ホロウに入って、ライトと一緒にドアの「仕入れプラン」を実行しよう
目標:ホロウに入って、ライトと一緒にドアの「仕入れプラン」を実行しよう
リン
ライトさんが私たちを待ってる
ライト
俺の記憶が確かなら、例のドアはこの辺りにあったはずなんだが…
俺の記憶が確かなら、例のドアはこの辺りにあったはずなんだが…
①一体どのドアなの?
②本当にこの中でドアを探すの…?
ライト
我慢してくれ、プロキシ…
この辺りに、かつて郊外じゃ知らぬ者なしと言われた有名な古い酒場があった――
今じゃ骨董品のドアだが、「チートピア」に再就職させるにはお誂え向きだ。
俺に言わせれば、新しい「覇者」の宴会にあれ以上ふさわしいものはない。それにドアってのは、チームにとっての「赤いマフラー」みたいなもんだからな。
目立ってなんぼ…
そういう意味でもピッタリだろう?
大将を驚かす我ながらいいアイディアだ。
さっそく探しに行くぞ、プロキシ。
リン
骨董品のドアがどうとか…
ライトさん、冗談で言ってない?
ライト
まさか。
俺は大将に見直されたくて真剣にやってるさ
俺について来い――
まさか。
俺は大将に見直されたくて真剣にやってるさ
俺について来い――
酒場はなくても、ドアならまだイケる
もうすぐだ。
あんたも分かるはずだ
あんたも分かるはずだ
リン
このへんに…
古い酒場があるの?
ライト
エーテリアスに破壊されちまったが、ドアさえありゃいいんだろう?
このへんに…
古い酒場があるの?
ライト
エーテリアスに破壊されちまったが、ドアさえありゃいいんだろう?
Fairy
説明と蓋然性の高いアイテムの位置を特定、ご確認ください
説明と蓋然性の高いアイテムの位置を特定、ご確認ください
リン
…このドアのこと?
…このドアのこと?
ライト
どうだ、言った通り人目を引くだろ?
あんたのおめがねにかなったか?
①もしあんたが言ってるのが…
②赤い壁に緑のドア…
②赤い壁に緑のドア…
ライト
まさか、あんたも見た目で優劣をつけるような固定観念にとらわれてるクチか?
正直に言えば、俺は今すぐにでもブレイズウッドの住人たちにまつわる大切な思い出やら、古い酒場に眠る悲劇を作ることはできる。
だが、本当に重要なのは旧油田エリアで暮らす連中にとって、このドアだけが持つ思い出を持ってるということだ。
①本当にこのドアなの?
②でもこのドアはどう見ても…
②でもこのドアはどう見ても…
ライト
――気をつけろ、プロキシ!
こいつは人目を引くと言っただろう?
ほら、競争相手のお出ましだ。
Fairy
扉の成分分析中…
木材、樹脂、酸化クロムグリーン…
リン
どこからどう見てもただのフツーのドアじゃん!
扉の成分分析中…
木材、樹脂、酸化クロムグリーン…
リン
どこからどう見てもただのフツーのドアじゃん!
ライト
行くぞプロキシ、こいつは俺が運ぶ…
「チートピア」で会おう
行くぞプロキシ、こいつは俺が運ぶ…
「チートピア」で会おう
…ブレイズウッドに戻ってライトさんと合流しょう…
ライト
このドアに、見覚えがあるんじゃないか?
ドリアン
ライトさん、これは何かのテスト?
もちろん、覚えてるさ!
初代「覇者」はシンダーグロー・レイクの危機を火打石ひとつで救った。
傷だらけだったけど誇らしげに戻って、古い酒場の扉を蹴破って、旧油田エリアの生命線を守り抜いたと、皆に堂々と宣言したんだ!
この扉がそいつなんだ。
すごいだろ!
このドアに、見覚えがあるんじゃないか?
ドリアン
ライトさん、これは何かのテスト?
もちろん、覚えてるさ!
初代「覇者」はシンダーグロー・レイクの危機を火打石ひとつで救った。
傷だらけだったけど誇らしげに戻って、古い酒場の扉を蹴破って、旧油田エリアの生命線を守り抜いたと、皆に堂々と宣言したんだ!
この扉がそいつなんだ。
すごいだろ!
①だいたいあってる!
②よくわかったね!
「そんな設定があるのか?」と、ライトさんは小声でツッコミを入れて、私に目配せをした。
ライト
ははあ。
あんたって意外と作り話が…
いや、言い当てるのが上手いんだな。
ドリアン
俺の「『チートピア』名誉顧問」って肩書きはお飾りじゃないんだ!
①ただの飾りだと思うけどね
②あなたがそう言うなら、そうかもね
ライト
そんなにこの伝説に詳しいなら、お前がドアを取り付けた方がいいんじゃないか?
ドリアン
もちろんだよ!
ライトさん、任せておいて!
今すぐ作業員たちに声をかけてくるから!
ドリアンは息を切らして走り去っていった…
ライト
「お勤めご苦労様です」とか、声をかけてもらってもいいんだが、店長さん?
①お勤めご苦労様です
②お疲れ様、ライトさん
おっと、ご褒美をもらってないな。
店に招待してくれないのか?
それとも、俺がふらふらになって「チートピア」の前で倒れるのを待ってるのか?
①ごめんごめん
②ライトさんを飢え死にさせるなんて
③そんなことはしないって
ライト
そうだ。
お子ちゃまドリアンと作業員にも食事を用意してやってくれないか。
勘定は――
そうだ。
お子ちゃまドリアンと作業員にも食事を用意してやってくれないか。
勘定は――
そうだな、俺にツケておいてくれ。
安心しろ、大将に頼んで経費で落とすから。
安心しろ、大将に頼んで経費で落とすから。
困難な仕事を終えた後は、カリュドーンの友たちのためにおいしい料理を出してあげよう。
お客さんの笑顔は、ダイナーのオーナーにとって最高の報酬だ。
もちろん、お代は払ってもらうけど。
もちろん、お代は払ってもらうけど。
…ライトさんに食事はどうだったか聞いてみよう…
ライト
「都市の生活」ってのは、悪くないんだろ?
>味はどうだったかな?
「都市の生活」ってのは、悪くないんだろ?
>味はどうだったかな?
ライト
いつでもジャンクフードにありつけるそいつについ憧れそうになるよ。
冗談だ。
都会は拳だけじゃ生き抜けないからな。
ま、店長が「Random Play」でラクな仕事をくれるってんなら話は別だが。
あんたの頼みなら、大将も悪い気はしないさ。
>改善するとしたら?
ライト
しいて言えば…
セットのコーラはニトロフューエルがいい。
さて、「都会の生活」が一段落ついたら、大将のために郊外の「厄介事」を片付けに行かなきゃならん。
「チートピア」の運営は、店長と…
あのお子ちゃまに託したぜ。
もし大将の指示がなかったら、ここでウェイターするのも悪くなかったかもな。
ドアはもう取り付けたみたいだな。
ホロウから持ち帰ってきた「チートピア」の新しい顔だ、まだ真新しいエーテルの気配も残ってる。
気に入ってくれるといいが。
またな、店長!
俺の分は、とっといてくれよ。
>≪コンロ点火・その三≫
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