火炎放射器とグルメ評論家

バーニスが「チートピア」を訪れた。

よい知らせを持って来てくれたのであればいいけど…

…「チートピア」にやってきたバーニスと話をしよう…

「火炎放射器とグルメ評論家」

天才的なPR担当バーニスは、新エリー都で有名なグルメ評論家を呼んで「チートピア」の紹介動画を撮り、お店をバズらせようとしていた。
そんな矢先、評論家は不幸にも郊外のホロウに突入してしまう…
治安官と営業許可取り消しの連絡が来る前に、不運なグルメ評論家を救出しなくちゃ。

ブレイズウッドの空気は、いつも野火みたいに乾燥している。
ただ、もっと熱烈なものがあるとしたら、それは間違いなく…

バーニス
バーニス参上～！
久しぶりだね、プロキシちゃん。
私に会いたかった？

し一っ、言わなくても大丈夫！

ぜーんぶ、ニトロフューエルが知ってるからね！

＞ニトロフューエルを飲むには早すぎない？

リン
ええ、こんな明るいうちからニトロフューエルなんて飲んだら、お兄ちゃんに怒られちゃう！

バーニス
おーっと、プロキシちゃんてばせっかくのお楽しみに水を混ぜちゃう感じ？

ふふ～ん、私は君のお手伝いに来たんだよ。
新エリー都で流行ってるグルメ雑誌の挿絵をじっくり研究したでしょ、それとグルメドキュメンタリーの予告編だって13本も観たし、美食文化と飲食系のマーケティングに関する知識もバッチリ！

「チートピア」がネットで一夜にしてバズるマーケティングを考えたんだけど…
新エリー都で人気のグルメ評論家を何人か招待して、お店の紹介動画を撮影してもらうの！

声をかけた人たちは、新ネタだ！って気前よくギャラをまけてくれたよ。
みんなハッピーだね！
あ、ギャラはちゃんとダイナーの売り上げから引いとくから。
どういたしまして！
ただ、ちょこ一っとだけ問題があって…
その人たちが、ブレイズウッドに向かう途中で行方不明になっちゃったみたい。
最後に連絡があったのは、郊外のホロウの近くなんだよね…

出発前に「特製ニトロフューエル」を差し入れたんだけど、そのせいでドライバーさんがホロウに突っ込んじゃった…
なんてことないよね？
えへへ…

①えへへ

②とんだ災難だね

リン
えへ、へ…
それは本当に災難だね。

バーニス
もうっ！

プロキシちゃんってば、ゆるすぎるよー！
あんまりシリアスにしたらダメかなって、私も冗談っぽく話しちゃったけどさあ…

このままじゃ、グルメの動画を撮ってもらう前にあの人たちがホロウの中でグルメにされちゃう！

うーん、グルメ評論家ってやっぱおいしいのかな？

普段からいいものたくさん食べてるし…
あああー！
とにかく、もし私たちのせいで行方不明なんてことになったら、新エリー都での「チートピア」の評判はまっさかさまだよ！
最悪、営業になっちゃうかも！

①わかったわかった

②今すぐ助けに行けばいいんでしょ

リン
もう、バーニスってば…

手伝いに来たの？
それとも邪魔しに来たの？

バーニス
プロキシちゃんは、私の大恩人だよ！
もちろん、私も手伝うからね。
あの人たちがホロウの近くで失踪して、まだそんなに経ってないはず…

きっと助けられるよ！

天才的なPR担当バーニスは、新エリー都で有名なグルメ評論家を呼んで「チートピア」の紹介動画を撮り、お店をバズらせようとしていた。
そんな矢先、アクシデントにより評論家がホロウに突っ込んで…

バーニスと郊外のホロウに向かい、不運なグルメ評論家を救出しよう。
治安官と営業許可取り消しの連絡が来る前に、ね…

…バーニスと一緒にホロウに向かい、グルメ評論家を助け出そう！…

依頼人：バーニス

場所：郊外のホロウ

目標：バーニスと共にホロウに向かって、グルメ評論家たちを救おう

リン

この先に誰かいるみたいだけど…
ケンカ？

店舗巡りボンプ

ンナンナ！
(この○○○の○○○！
早くお前の○○○なマスターに○○○させて、わたしのマスターを返して！)

強盗ボンプ

ンナ…ンナナ！
(都会のボンプってのは、ほんとに性格悪いなぁ…
それ以上騒ぐと、お前のマスターごと火の湖に投げ込んで焼きボンプにするぞ！)

店舗巡りボンプ
ンナナナナ！
(○○の○○…○○○の○○○！！！)

①罵倒の嵐…

②援軍が来たよ！

店舗巡りボンプ
ンナ？ンナナ！
(あなたがマスターの呼んだ援軍？
だったら、早くマスターを助けて！
マスターは○○○なクソ○○○に攫われたの！)

ンナナ！
(わたしには「マスター捜索」モジュールがインストールされてるから案内できる！
早くマスターを助けて！)

①時間がない

②それじゃ、出発しよ！

強盗ボンプ

ンナンナンナ！
(なんてこった、援軍なんて聞いてないぞ！？
退散、退散～！)

店舗巡りボンプ
ンナ！
(マスターのシグナル！)
ンナナ！
(うわああ！
追いはぎの○○○！)
ンナ！
(近くにマスターのにおいを感じる！)

グルメ評論家のアシスタント
あんたがボスの呼んだ援軍？
よかった…
ボスがこっち方面の経費をケチらなくて…

店舗巡りボンプ
ンナンナナ！
(この人はマスターの部下！
マスターじゃない！)

グルメ評論家のアシスタント
なによ、部下だって命は命でしょ！
うちのボスは、郊外の強盗たちに別の場所へ連れてかれたわ。
急いで！
わたしはここで待ってるから。
一緒に連れ帰ってよ！

店舗巡りボンプ
ンナナ！
(早く早く！
マスターを助けに！)

＞先に進も

アシスタントは落ち着いた。
グルメ評論家を助けに行こう！

店舗巡りボンプ
ンナ――！
(マスター！
どこにいるの！
マスター――)

リン
敵を撃退して、このまま救助対象を探そう！

店舗巡りボンプ
ンナナ！
(追いはぎの○○○！)
ンナナ！
(○ね！)
ンナナンナ！
(マスター発見！
早く助けて！)

リン
助ける前に敵を倒さないと！
危なかったぁ…

店舗巡りボンプ
ンナナ！
(マスター――
会いたかったよ、マスター！)

不機嫌なグルメ評論家
た…助かりました…
危うくエーテリアスのエサになるところでした。
ああ…
もし、グルメなエーテリアスがいたら、私の味をどう評価していたのでしょう…
助けてくれてありがとうございます！
君は命の恩人ですね！
実は郊外の強盗と癒着してる悪徳店にハメられてホロウの中に放り込まれたんです！
散々でしたよ…

①悪徳店じゃないんだけど…
②その悪徳店から頼まれて助けに来た

怒り心頭のグルメ評論家に、ことの経緯を説明した…

不機嫌なグルメ評論家
…つまり、君とあの悪徳店はグルということですか。
最初からすべてが芝居だなんて！
誘拐と救出は私に高評価を書かせるための、マッチボンプだったということですか？
何をぼーっとしてるんです？
これ以上ホロウにいれば、私はエーテリアスになるでしょうからね。
外に出たら、きっちり謝罪してもらいますからね！

天才的なPR担当バーニスは、新エリー都で有名なグルメ評論家を呼んで「チートピア」の紹介動画を撮り、お店をバズらせようとしていた。

そんな矢先、アクシデントにより評論家がホロウに突っ込んで…

間一髪で救出成功！
ブレイズウッドに戻ってバーニスと合流しよう。

…ブレイズウッドに戻ってバーニスと合流しよう…

不機嫌なグルメ評論家
この件、君たちがきちんと説明できないのであれば――

私のチャンネルで君たちの評価がどうなるか、わからないわけではないでしょう？
楽しみにしたまえ！

グルメ評論家のアシスタント
覚えてなさい！

バーニス
あ～「花に嵐」って言うもんね。
せっかく郊外に来たんだし、外の景色を見るのも悪くないんじゃないかな？
――ホロウの中でだって、風景には変わりないよ！
しかも君たち、道案内するよっていう私の厚意も拒否ってやみくもにホロウに突っ込んでいったんだよ。
いろいろ言ってるけど、人のせいにしちゃだめでしょ～…

不機嫌なグルメ評論家
こ～んな僻地にダイナー？
ここまで来るのにどれだけ苦労を強いられたことか…
もしや君は、競合のやつらが私を謀殺すべく派遣してきた人ではないんですか？

グルメ評論家のアシスタント
ややっ、人気が出ると嫉妬やデマも倍増ってやつですよう！

バーニス
そもそも、ドライバーさんにも問題があったんじゃないかな。
友情の証でスペシャル・ブレンドのニトロフューエルをあげたけど、運転前には飲まないでねって注意してたのに…

君ったら、アクセルを踏みながら何口もがぶ飲みして――

排気ガスと砂埃を巻き上げながら、ホロウまでカッ飛ばしたんだよ！

不機嫌なグルメ評論家
え？
そうだったのですか？

グルメ評論家のアシスタント
うっ…

その、彼女がくれたニトロフューエルを飲んだあと…
全身が奮い立って、衝動が喉から頭のてっぺんまで駆け抜けて、何も考えずにアクセルを踏んでたんですよ…
あああ！そうか！
彼女がくれた飲み物には、違法な添加物が入っていたに違いありませんよ！

不機嫌なグルメ評論家
なんてざまでしょう！
法律違反の飲料を無許可で販売するなんて…
この件はネットにも投稿しなくてはなりませんね。

バーニス
ちょっと～

それ、完全な中傷じゃない。
私はタダで君たちにあげたし、私のスペシャル・ブレンドは、ぜんぶ郊外の天然材料を使ってる…
シーザーちゃんなんて、子どもの頃から飲んでるけど、元気にしてるよ！

不機嫌なグルメ評論家
はっ、私のフォロワーにも同じように説明したらいいでしょう！

聞く耳を持つ人がいるかどうかは…
知ったところではありませんがね。

「必見！
郊外の悪徳ダイナーにホロウで殺されかけた件」なんてタイトルはどうでしょう？

グルメ評論家のアシスタント
最高！最高！です！

二人は話せば話すほど興奮し、得意げな様子で勝手にふるまい、車に乗って去っていった…

バーニス
店長ちゃん…
またトラブルを招いちゃったかも…

①バーニスのせいじゃないよ！
②頭なんて下げなくていい！

バーニス
何とかして挽回しなきゃ！
本当にダメなら、いつそあの人たちが街に途中で…

①冷静になって！
②うちは真っ当な店なんだってば

バーニス
大丈夫だよ〜

店長ちゃん。
「カリュドーンの子」は人に危害を加える強盗なんかじゃないから…
シーザーちゃんのとこに行って、方法を考えてみるね…

＞≪チーズ天国・その二≫