子供たちの交流を見守り隊・その三/大物探検家

Fairyはゴールドボンプの座標を算出できたかな。
ボンプたちを喜ばせる結果が出るよう祈ろう!
イアスはアミリオンたちと一緒に遊んでないみたい…
とはいえ、とても気にしている様子。
イアスと一緒に、Fairyの計算結果を確かめに行こう。

…Fairyの計算結果をイアスにシェアしよう…

イアス
ンナナ?
(昨日言ってたこと、解決できた?)

①きっと解決するよ…たぶん
②イアスは本当に優しいね

何かの音が聞こえた気がする…

Fairy
本日8回目の通知です。
計算が完了しました。
直近でホロウ内の貴金属元素が大量に集積した地点の座標を割り出しました。

アキラ
残業お疲れ様、Fairy。
計算はすぐに完了したみたいだね?

①ゴールドボンプはどこに?
②ゴールドボンプは見つかった?

Fairy
否定。
こちらは、特定可能な位置情報のうち「ゴールドボンプと思われる貴金属元素の集合体」の最新座標に過ぎません。
リアルタイムでの「ゴールドボンプ」の座標ではありません。

アキラ
つまりFairyが計算したのは、ゴールドボンプがつい最近までいた場所、か。

Fairy
否定。
「貴金属元素の集合体がゴールドボンプである」という説は推測に過ぎず、真実かどうかは不明です。
映像だって押さえているんだ、可能性は十分大きいと思うな。
それで、次は何を?

Fairy
ヒント、座標周辺に大量のエーテリアスがいることを検知、元素移動に関する分析を一時停止しました。

なるほど…
つまり君が分析を再開できるよう、周囲のエーテリアスを追い払えばいいんだね?

①じゃあ行ってくるね
②分かった!

アキラ
それなら…
今すぐ始めようか?

いざ出発!

映像と計算結果、両方でゴールドボンプの座標を出してくれるなんて、さすがFairy!
この元素動向分析をもとにデータ収集ポイント付近のエーテリアスを追い払って、より正確な座標を割り出してもらう。

…データ収集ポイント近くをうろつくエーテリアスを追い払おう…

作戦:代理保護者・正確な位置特定
場所:廃棄された地下鉄
目標:Fairyがゴールドボンプの位置を特定するのを手伝う

Fairy
マスター、まずは目の前の分析装置をアクティベートしてください
それから、周囲のエーテリアスを追い払えるか試してみましょう
敵を光の範囲から追い出して、速やかにデータ収集を進めましょう
光の中に敵がいると、データの収集が止まります

リン
アミリオン!?
どうして、ここに…?

アミリオン、どうしてこっそりホロウへ入ってきたの!
あまり攻撃的でないエーテリアスでラッキーだったよ…
まずアミリオンの様子を見て、それからに座標を算出できたか尋ねよう――
なんだか急に期待感が高まってきた!

…アミリオンからの質問に答えよう…

アミリオン
ンナナナ!
(ねえねえ!
いいお知らせ、ある?)

①もうちょっと待っててほしいな
②すぐにいい知らせを聞かせるよ

アミリオンは小躍りしながら去っていった。
小さなボンプたちの期待に応えるためにも、早くゴールドボンプの座標を割り出さないと。


アキラ
順調そうだね。
今度こそ、ゴールドボンプの足取りを掴めたんじゃないかな。

Fairy
計算中…完了。
「貴金属元素の集合体」のアクティブな座標を生成…
マスターのモバイル端末に送信しました。
繰り返します。
「ゴールドボンプ」の関連情報は量が膨大な上、真偽を見分けることも困難なため…

①ありがと、Fairy!
②はいはい

アキラ
よし、これでアミリオンを悲しませずに済む。
リン、早くあの子にいい知らせを教えてあげたらどうだい?
繰り返します。

壁越しに、小さなポンゴたちの騒ぐ声が聞こえてきた。

Fairyの作業結果を持ってボンプたちに会いに行こう!
みんな、こんなにたくさんトレーニングを重ねてきたんだから、本番の捕獲作戦はかなり期待できる。
でも、アミリオンは様子がおかしかったような…
何か言いたいことでもあるのかな?

…アミリオンと新しい計算結果をシェアしよう…

アミリオン
ンナ!ンナンナ!
(教えて!
いいお知らせを!)

ナメンナヨ
ンナン?
(ゴールドボンプの情報を掴んだのか?)

①活動エリアを絞れたよ!
②おおよその位置が分かったの!

カブスカウト
本当?
それはよかった!
きっと君は、凄腕の調査員なんだね!

①…それほどでも
②…ただのアマチュアだよ

アミリオン
ンナナ!ンナ!
(まだある!
いいお知らせ!)

①まだあったっけ…?
②リハーサルにないけど…

アミリオン
ンナ!ン
(ハル・トリッパー!加入!)

コッチミルナ
ン…ンナ…
(ハ、ハル…?
ほんと…?)

カブスカウト
本当にあのハル・トリッパーが…
『ファンタスティック・ボンプとホロウの旅』の作者が?

オボッチャマ
ンナナ!ンナ?
(ボクが一番好きな本じゃないか!
保護者に全巻買ってもらったんだ!
…ホラを吹いてるんじゃないよね?)

アミリオン
ンナナ!ンナ!
(保護者の友達!
連れてきて!)

①あぁ、またこの展開か…
②はいはい…ぶっつけ本番で大丈夫

アミリオン
ンナンナナ!
(教える!見た目…)

丸めた落書き・その三
【?】がぞう
見覚えのある標識を見かけた。
ホロウ調査協会のキャリアセンターはこの近くにあるはず。
この大物探検家の姿ははっきりと見えないものの…
帽子をかぶっているような…?

アミリオンが怪しげな動きをしていたのも無理はなかった。
頼れる助っ人を呼んでいたんだね。
これがその探検家が送ってきた写真?
ホロウ調査協会キャリアセンターの近く…
ひょっとして、車で来るのかな?
とりあえず近くの駐車場出口に行ってみよう。

…ルミナスクエアで大物探検家に会おう…

ハル・トリッパー
ン…ンナ?
(おお、若いの…
私を迎えに来たのかね?)
ンナナ!
(招待してくれた若ボンプたちずいぶん気が利くのう!)

①ぜひご参加ください
②あの、ハル・トリッパーですから

ハル・トリッパー
ンナナ!
(今回のチームメイトたちのところへ連れて行ってくれ!)

大物探検家のガイドがあれば、きっとボンプたちの士気も上がるはず!
ゴールドボンプ捕獲にも自信をもって挑めるかんじゃないかな。
あの子たちが何を話しているのか聞いてみよう。
ボンプたちの活躍がちょっと楽しみだ…

…大物探検家の「指導」を受けよう…

ハル・トリッパー
ンナ!
(こんにちは!)

カブスカウト
本物のハル・トリッパーだ…

ナメンナヨ
ンン!
(今度こそゴールドボンプを見つけられるな!)

ハル・トリッパー
ン…ンナナ。
(コホン…
そこの若ボンプよ、「ゴールドボンプ」と言ったな?)
ンン、ンナ。
(皆、聞いておくれ。
ゴールドボンプの関連情報は量が膨大な上に、真偽を見分けることも困難…)

①なんだか雲行きが…
②すごいデジャヴ

ハル・トリッパー
ンナンナナ。
(私とて、ゴールドボンプを見つけられる保証はない。)

コッチミルナ
ンナ…
(そんな…)

ハル・トリッパー
ンナ!ンナナ!
(それでも私は、ここに加わる!
共に励もうではないか!)
ン、ンナ…ンンナ!
(何しろ…
ゴールドボンプウォッチングはナン度やっても心が躍るからのう。)

コッチミルナ
ンナ…
(か、歓迎するよ…)

オボッチャマ
ンナナンナ?
(ボクたちはいまだに出発できていない…
やれやれ、足手まといが3匹になったのかな?)

ナメンナヨ
ンナナ!
(数学が得意なんだろうけどな、ボンプには足も手もない!)
ンナ…ン!
(ボンプたちにあるのは…
一丸となって頑張る団結力だ!)
ン!ンナ!
(これ以上くだらないことを言ったら、お家に帰って、保護者の「スネ」でもかじるんだな!)

オボッチャマン
ン…ナ!
(ヒ、ヒドイぞ!)

アミリオン
ンナ!ン…ンナ!
(喧嘩ダメ!集合!
欠席禁止!)

うーん、まさか話が悪い方向に転がってしまうなんて。
以前、オマネキボンプが懸念していたとはいえ、憧れの相手から否定されてしまったのだから…
ボンプたちは立ち直れるのかな?
これほど長い間、計画の実行を楽しみにしていたアミリオンは、ショックを受けているかもしれない…

…ボンプたちを気遣ってあげよう…

アミリオン
ンナ!ン!
(ハル!どう?)

ハル・トリッパー
ン…
(うむぅ…)

ハル・トリッパー
ンナンナナ…
(ゴールドボンプを見つけるのは、簡単なことではないからのう…)
ンナナ…ンナ…
(私は経験豊富なガイドではあるが、ホロウの中では状況が刻々と変わるのだ…)

アミリオン
ンナ…ンナ?
(コク…コク…?)

カブスカウト
こちらの探検家さんは、僕たちでゴールドボンプを見つけるのは不可能だから、脱退したいんだよ。

ハル・トリッパー
ン。ンナナ。
(そうは言っとらんよ。
ただ、全員で行ったら…
ゴールドボンプに勘付かれて逃げられるだろう。)

オマネキボンプ
ン…
(あぁ…)

ハル・トリッパー
ンンナ。
(時には、肩の荷を下ろすことで遠くに行けるのだよ。)

カブスカウト
つまり、偉大な探検家さんは僕たちがお荷物だと感じているんだ。

ナメンナヨ
ン!
(オイ!)

コッチミルナ
ン!ンナ…
(ご、ごめん!
たぶん、ぼくのせいだよね…?
うえーん…)

オボッチャマ
ンナナ…
(でも、彼の言うことも理にかなってる…)

ハル・トリッパーは黙って立ち去り、ボンプたちもしょんぼりした様子で帰っていった。
アミリオンだけは帰ろうとしなかった。

アミリオン
ンナ…ンナナ…
(どうして…
金ピカ…みんな…)

①アミリオン、大丈夫?
②アミリオン…落ち込まないで

アミリオン
ンナ…ンナ…ンナナ…
(座標がある…訓練がある…
友達がいる…)
ンナンナナ…
(ゴールドボンプはいない…)

①次回がんばろう
②必ず見つかるよ…

アミリオン
ン…ンンナ…
(準備…どうやって…)

大物探検家に指揮してもらえば、ボンプたちはすぐにでもゴールドボンプ捕獲に出発できると思っていたのに、まさかケンカ別れに終わるなんて。
でも、あの子たちはちょっとのショックでへこたれたりしないはず。
今回のことは残念だけど、またすぐに元気を取り戻してくれる…よね?

…店に戻って今日の出来事について話そう…

イアス
ンナ…ン?
(リン、悲しいの?
何かあった?)

①ボンプたち、落ち込んでたな…
②アミリオンが…

まずはお兄ちゃんに今日の出来事を教えに行こう…

アキラ
そうだったのか…
それは残念だったね。

①早く立ち直ってほしいな!
②きっとまたトライするよ

イアス
ンナナ…ンナンナ?
(てことは、みんなはゴールドボンプを見つけられなかったの?)

①そうなの…

アキラ
ニコは何があっても諦めない人だ。
アミリオンも、きっと同じだろう。

②次は見つけられるかも!

アキラ
そうだね。
ニコは何があっても諦めない人だ。
アミリオンも、きっと同じだろう。

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イアス
「ンナナ…
(何があっても、諦めない…)」

>≪子供たちの交流を見守り隊・その四≫

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